休職して「もう働けない」と思っていた私にレジができた理由

バイオリンふたたびのはなと申します。

前職で適応障害になり、5年間専業主婦をしていました。

「もう外では働けない」と思っていましたが、スーパーのレジをやってみたところ、1年以上続けられています。

今回は、なぜ「もう働けない」と思った私にレジが合っていたのかについて書いていきたいと思います。

目次

レジが自分に合っていた理由

レジが自分に合っていた理由は、以下のとおりです。

  • 体を動かせる・声を出せる
  • 会話が定型文
  • やることが決まっている
  • 一人で完結する
  • カゴ詰めが簡単すぎない
  • 仕事に意味を感じられる

一つひとつ説明していきます。

注)ここからは「です」「ます」を使わない文章で書いていきます。

体を動かせる・声を出せる

  • ずっと座ってパソコンに向かっている仕事が苦痛だった。
  • レジでは腕はかなり動かせるし、数歩だけど歩くこともできる。
  • 座ってやる仕事の方が何倍も苦痛
  • 声を出せるということもストレス解消になる(呼び込み、お客さんとのやりとり)

五感への刺激がある

  • シーンとしたオフィスでパソコンをカタカタする仕事は、五感への刺激がなさすぎて苦痛だった。
  • レジでは他の店員の声、お客さんの声、店内アナウンスの声、店内の音楽などが常に聞こえるので、常に適度な刺激が得られてストレスにならない。
  • 商品をスキャンする時も、いろんな色、感触、温度に触れることができる。

上の二つは、自分がADHDだからだと思う。刺激がなさすぎるところが辛い。

でも、刺激があまりに強いところもダメ。

例えば、

  • パチンコ(音、匂い)
  • 工事現場

自分がどのくらいの刺激が必要なのかを知って、それがある職場にいけたらいい。

会話が定型文

  • お客さんとの会話は全て定型文。話す内容を考えなくていいので楽。
  • 始めたての頃は特に助かった。最近はアドリブもできるようになってきた。
  • 別の部署とインカムで話す時も全て定型文。

やることが決まっている

  • シフト中はレジを打つか、雑巾で台を拭くか、チラシを折るかしかやることがない。
  • その日によって内容が変わるふんわりとした雑務がないのが最高。
  • 自分でやることを探したり優先順位を立てたりしなくていい。
  • レジのアテンド役の人は雑務がある。そのポジションだったらできてなかったと思う。レジだけの仕事だと「なぜそうしたの?」とか「なぜ今それやってるの?」と言われる場面がない。

一人で完結する

  • レジの仕事は基本自分だけで完結する。
  • グループで一つの仕事をするわけではないので、どこからどこまでが自分の仕事なのかを考えなくていい。それ由来のコミュニケーションも発生しない。
  • 役割分担が明確になっていないグループでの仕事はとてもストレスで、そもそもできない。

上の三つの理由は自分がASDだからだと思う。マニュアルがないと、それが理由で発生するコミュニケーションが苦手なため、仕事がうまくいかない。逆にマニュアルがあると細かいところまで覚えて正確にこなすのでパフォーマンスを発揮できる。

残りの理由も書いていく。

カゴ詰めが簡単すぎない

  • シール貼りやデータ入力の仕事と比べて、レジのカゴ詰めはいい感じに頭を使うと思う。
  • 重たいもの、柔らかいもの、温かいもの、冷たいもの、が全部ベスポジになるように工夫して、できるだけ綺麗にカゴに詰める。しかも速く。
  • お客さんが来る度に、新しい「カゴ詰めチャレンジ」ができて、ぴったり収まると気持ちがいい。特に上手くできた時は「これは傑作だった!」と思う。毎回作品を作らせてもらえる感じ。
  • レジ打ちのスピードが記録されているというのもあるけれど、それだけでなく、お客さんも待っているので、早く打てると気持ちがいい。
  • パソコンの仕事の難しさは何も面白くなかったけれど、カゴ詰めの難しさは楽しい。

仕事に意味を感じられる

  • 私にとって、意味をダイレクトに感じられない仕事をすることはとても苦痛。
  • 前職でやっていた資料作成などは、最終的な意味はあったが、それを感じられないくらい仕事と意味の間に距離があった。
  • レジでは、挨拶も、ポイントカードも、商品のスキャンも、漏れるものをビニールに入れるのも、カゴ詰めも全部に意味を感じられる。そしてお礼も言ってもらえることがある。

職場の運もあった

  • 入ったばかりの頃の上司と先輩が特に丁寧に仕事を教えてくれた。
  • 私が繊細なのも多分気づいてもらえていて、とても優しく教えてくれた。もう移動になってしまったが今でも感謝している。
  • 同僚に関しては、ヒエラルキーが上の方の人たち二人とたまたま仲良くなれた。(仕事上での仲良く。)それで孤立することを避けられたため、他の部署の人たちにも好印象でいてもらえている。

まとめ

いかがでしたか?

オフィスワークで適応障害になり、「もう外では働けない」と思っていた私がレジで1年以上続けられている理由について書いてみました。

理由は以下のとおりです。

  • 体を動かせる・声を出せる
  • 会話が定型文
  • やることが決まっている
  • 一人で完結する
  • カゴ詰めが簡単すぎない
  • 仕事に意味を感じられる

この理由と同じくらい大事だったのが、運です。入った当初、上司と先輩にとても恵まれました。条件が全部合っていてもこの運がなければ今の状態は叶っていません。

最後に、こんなに自分に合う条件が揃っているのに、レジでサラリーマン並みに稼ぐことができないのが悔やまれるところです。

ではまた。

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